赤い風船を見ると、ほめてくれた郵便局の男性を思い出す。
Posted 2 months ago at 3:06 PM. 0 comments
私には風船の思い出がある。
小学校一年生の時に初めて一人で留守番をした時のことだ。
部屋で一人で絵本を読んでいると、急にインターホンが鳴ったのだ。
大きな音でインターホンが何度も鳴るので、私は怖くて心臓がバクバクしたのを今でも鮮明に覚えている。
出ないわけにはいかないと思った私は、玄関に行き静かにドアを開けた。
すると男の人が一人立っていた。
家の人はいるかと聞かれ、私が誰もいないと答えると男性はにこりとしてから、一人でお留守番していて偉いねと頭をなででくれたのだ。
そして赤い風船をくれた。
淋しかった心が、ほめられたことと風船をもらったことで嬉しくて気持ちが明るくなった。
その時の男性は郵便局の人だったのだが、ほめられた時の嬉しさは一生忘れはしないだろう。
今、子供が親の留守中にインターホンが鳴ったからと言ってすぐに玄関のドアを開けてしまうと何が起こるか分からないので怖い。
本当に嫌な世の中になってしまったものだ。
今の時代の子供たちにも私のような嬉しかった思い出をたくさん作ってあげたいところだが、やたらとよその子に声をかけても逃げられてしまうという現実だ。
ちょっと残念に思う。
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